第7回 SGEPSS分科会 「中間圏・熱圏・電離圏研究会」会合報告

場所: 愛媛大学 B会場

日時: 平成16年(2004年)9月27日(月;学会2日目) 12:20〜13:30

出席者:野澤悟徳・西谷望・大塚雄一・津川卓也・足立和寛・品川裕之・塩川和夫(名大STE研)、丸山隆・田中良昌・斎藤享・川村誠治・ 国武学・村山泰啓・久保田実・石井守(NICT)、 斎藤昭則・寺石周平(京大理)、前田佐和子(京都女子大)、阿部琢美・吉村玲子・小泉宜子・栗原純一(JAXA/ISAS)、 大矢浩代(千葉大)、下山学(東大理)、伊澤昌彦(東海大工)、野口克行(JAXA/EORC)、田口真(NIPR)、木山喜隆(新潟大理)、 細川敬祐(電通大)、高橋芳幸(北大)、村田功(東北大)他 (出席表記載分のみ)

議題

1.報告事項

藤原 均他 「中間圏・熱圏・電離圏研究集会のご案内」

本年度も情報通信研究機構(NICT)、名古屋大学太陽地球環境研
究所(STEL)主催の研究集会として「中間圏・熱圏・電離圏研究会」
を開催いたします。

開催日  11月25日(木) 13:30(予定)
         26日(金)  〜17:00 (予定)

場所  名古屋大学 豊田講堂第1会議室
    環境総合館1階ホール(ポスター)

本研究集会は、1時間程度の招待講演と、一般ポスター発表、
トピックス(プロジェクト提案、現在進行中の計画の紹介や、
それに関わる議論など)から構成されます。学会が成果公表を
主目的とするのに対し、さまざまな議論をとおして新たな研究
の展開を期することからこのような研究会の形態としています。
招待講演では各自の問題意識の整理や基礎事項の確認、周辺
分野の知識の吸収などを目的とする一方で、最新のプロジェク
トや今後の重要プロジェクトの提案などにより、我が国におけ
る中間圏・熱圏・電離圏研究のますますの活性化をめざして
います。
本研究集会と同日程で、やはり例年開催されております「宇宙
天気シンポジウム」が予定されています。今回、「宇宙天気」
では、大気関係も含めた(CAWSESの内容をカバーする)シンポジ
ウムが計画されているようで、重複参加者の便宜や分野間の交
流、経費節減等の理由から同時開催を検討することとなりまし
た。その結果、双方で快適な会議施設を確保でき、交通の便が
良いという理由から、名古屋大学東山キャンパスが最適と判断
され上記の場所での開催となりました。
皆様のご参加をよろしくお願い申し上げます。


研究会世話人
野澤悟徳 (STEL)
石井 守 (NICT)
藤原 均 (東北大)
坂野井和代 (NICT)

中村卓司「MUレーダー20周年関連行事」

山本 衛「2005年合同大会CPEAスペシャルセッション」

山本 衛「学会でのレギュラーセッションの構成について」

2.話題提供

高橋幸弘・足立 透・ROCSAT-2/ISUALチーム ROCSAT-2/ISUALによる大気光・オーロラ観測」
斎藤昭則  「電離圏熱圏中間圏リモートセンシング衛星計画について」

昨年秋のMTI研究集会などでも議論を行ったが、MTI領域の小型衛星による観測の
計画立案を進めたいと検討をしている。海外での衛星観測・衛星計画がいくつか進行中である
のに対し、日本のMTI分野の観測は地上観測が主であり、衛星観測が久しく行われていない。
近い将来に、地上観測と相補的な衛星観測を進める事によって、この領域の理解を進める事が
出来ると期待される。衛星観測の検討・企画立案という内容で来年度の科研費の企画調査に
応募する予定もあり、興味がある多くの人のご協力をお願いしたい。分科会の参加者からは
5年くらいのうちに実現する事が望ましいとの意見がも出された。 


懇親会

会場: 宇和島三番町店
日時: 平成16年9月27日(月) 19:00〜21:00

参加者数: 社会人 33人、学生 16人 計 49人

収支;
収入   社会人 6,000円/人 × 33人 = 198,000円
      学生 2,500円/人 × 16人 =  40,000円
      計238,000円

 支出 飲食費 231,960円

6,040円黒字でした。前回黒字分16,012円と併せて22,052円を次回に持ち越します
 

以上、文責 石井 守 (情報通信研究機構) 

 


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