第1回 SGEPSS分科会 「中間圏・熱圏・電離圏研究会」会合報告
場所: 九州大学理学部 物理学第3講義室(2249号室)
日時: 平成13年(2001年)11月22日(木) 12:30〜13:30
出席者(敬称略):加藤進・川村誠治・斎藤享・横山竜宏・山本衛(京大RASC)、佐藤佳宏(環境研)、大矢浩代(千葉大)、川野圭子・宮原三郎・三好勉信(九州大)、村山泰啓・丸山隆・山本真行・大山伸一郎・関浩二・久保田実・石井守(通総研)、小川忠彦・野澤悟徳・足立和寛・江尻省・品川裕之・小川泰信(名大STE研)、前田佐和子(京都女子大)、高橋幸弘・坂野井健・藤原均・岡野章一・高橋芳幸・坂野井和代・村田功(東北大理)、堤雅基・麻生武彦・江尻全機(極地研)、北一麻呂(福井高専)、丸山奈緒美(北大理)、津川卓也(京大理)、木山喜隆(新潟大理)
(順不同)
計:38人 (弁当注文:27個)
議題
1.運営について
第1回の会合のため、当分科会発足に至る経緯の説明(石井)。
会の目的、位置付け、背景について
質問事項:
・分科会とはどのようなものか?(加藤)
分科会は松本紘SGEPSS前会長の時に初めて作られた。学会内外のコミュニティと活発な交流を持ち、特定の研究内容について掘り下げて行くような集団としての位置付け。学会からの金銭的補助は現在のところない。但し、学会時の研究集会アナウンス・会場準備等で便宜を計ってもらえる。
・世話人の任期は?(久保田)
まず、世話人は名目上ではなく実質的に活動を担っているサブグループの責任者と考えている。活動はその内容によってライフタイムは異なると思われるが、大体2年くらいを目安に見直してはどうかと考える。
・世話人の位置付けはどうなっているか、特に代表とそれ以外の関係は?(村山)
世話人はサブグループの責任者であり、分科会全体の方向性を検討する。代表は運営事務局的な役割をになう。
分科会設立発起人を初代の世話人とする提案がなされ、承認された。
世話人:
石井 守 (通信総合研究所):代表
塩川和夫 (名古屋大学太陽地球環境研究所)
中村卓司 (京都大学宙空電波科学研究センター)
野澤悟徳 (名古屋大学太陽地球環境研究所)
藤原 均 (東北大学)
2.講演
江尻全機(極地研)「南極昭和基地大型大気(MST/IS)レーダー計画」
丸山 隆「情報交換として最近実施したHF赤道横断伝搬の結果と東南アジアでの多点観測計画」
赤道をまたいだ電波の送受信により赤道電離圏情報を得る。オーストラリア=千葉間。現在は総務省電管の施設を利用しているが、将来的には専用の施設を利用して常時観測が可能にしたい。
|
山本 衛「国際EPICシンポジウムのご案内」
2002年3月18〜22日、京大宇治キャンパスにて開催
投稿締め切り 2002年1月1日
http://www.kurasc.kyoto-u.ac.jp/epic/ に情報掲載
久保田実「2002年2月に実施されるHAARPキャンペーンの紹介」
HAARP(High
frequency Active Auroral Research
Program)の装置概要
実験目的: トラフ領域の調査・F層における人工大気光の生成と応答の観測・
スポラディックE層における人工大気光の生成
実験期間:2002年2月3-17日(max.
window 1/31-2/19)
CRLはイメージャによる大気光(777.4nm,630.0nm)観測を主に担当。詳細は未定。
なお、当初予定されていた中村卓司さん(京大RASC)の「PSMOS/MLT国内観測の観測データベースについての議論」は本人急用のためメーリングリスト等での議論で進めるとのことでした。
懇親会
会場: グリル・ド・しんちゃん(地下鉄赤坂駅)
日時: 平成13年11月21日(木) 19:00〜21:20
参加者数: 社会人31人、学生14人 計45人
収支;
収入 社会人 4,000円/人 × 31人 = 124,000円
学生 2,000円/人 × 14人 = 28,000円
カンパ 1,000円/人 × 9人 = 9,000円 (教授の先生方)
計 161,000円
(今回集金時に1,000円足りなくなってしまいました。よって実際には160,000円でした。
大変申し訳ありません。以後気をつけます(石井))
支出 飲食費 159,915円
差し引き 85円、に加えて、集計後遅れて支払った人(3,000円)があったため
3,085円の剰余。
これは次回に回すことにします。
以上、文責 石井 守 (通信総合研究所)